「ミニストップポケット」を設置したことで
フロアや所属先を超えたコミュニケーションが活発に!
コーヒーやお茶、水などの飲料だけでなく、マットやモップといった環境美化用品などでゆとりと安らぎのオフィス環境を提供する「株式会社ユニマットライフ」様。
全国に26万台のドリンクサーバーを設置し、オフィスコーヒーサービス市場の60%近いシェアを誇るなど、業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立している企業様です。
そんなユニマットライフ様とミニストップがミニストップポケット事業で2020年9月に提携し、翌11月から協業を開始。さらに、10月からはユニマットライフ様のオフィス内にもミニストップポケットを設置していただいています。
そこでこの記事では、ミニストップポケットにどのような効果を期待しているのか。そして、ミニストップポケットを設置したことで起こった職場内の変化などについてお聞きしました。


お話を伺った方
取締役/OCSレンタル事業本部 事業本部長 小平 岳人様(中)
OCSレンタル事業本部 部長 鷲田 俊宏様(左)
OCS第三事業部 江東営業所 所長 菊池 秀明様(右)

既存サービスの“付加価値”としてミニストップポケットを提案
── ミニストップポケットにどのような効果を期待しているのか教えてください。

小平様:
まずは既存サービスの付加価値として考えており、弊社のオフィスコーヒーやお茶、お水などでお取り引きいただいているお客さまを中心にミニストップポケットの追加設置をご提案していく予定です。
というのも、ミニストップポケットは商品のバリエーションが豊富なだけでなく、スイカなど全ての交通系電子マネーやWAONはもちろん、PayPayやLINE Pay、メルペイなど複数のモバイルQR決済に対応しています。

小平様:
ミニストップポケットを追加設置していただいたお客さまに関しては、弊社の既存サービスをご利用いただく際もミニストップポケットと同様の決済サービスでお支払いいただける仕組みになっておりますので、利便性の向上が期待できます。
また、コロナ禍のタイミングでもありますので、外出せずにオフィス内でコンビニ商品が買える点も大きなメリットになってくると見込んでおります。すでにミニストップポケットを追加設置していただいたお客さまからもこういった喜びのお声を複数いただいております。
一方、これまでお取り引きのない企業さまに対しても、ミニストップポケットをフックのひとつにご提案できますので、新規開拓のひとつの手段としても大きな期待をしております。
鷲田様:
この間、福利厚生に特化した展示会の「福利厚生EXPO」に出展したのですが、ある自治体の担当者さまがユニマットライフのブースにいらっしゃいました。たとえば市役所の場合、公費を使って私どもがご提供しているようなオフィスコーヒーサービスを設置することはできません。
でもミニストップポケットなら無料で設置でき、欲しいときに欲しい商品をポケットマネーで買うだけですので、市役所などにも設置できるんです。今後はこういった公的機関はもちろん、社員寮や漫画喫茶などといったオフィス以外の施設に向けても積極的にインフォメーションできるなど、新規開拓の幅の広がりに期待が膨らんでおります。
── これまでコーヒーやお茶などの飲料以外に、御社のお客さまからたとえばお菓子や日用雑貨など、いわゆるコンビニ商品を希望する声もあったのでしょうか。

小平様:
ありました。弊社でも何十年も前からコーヒーなどの飲料に合うお菓子の設置も検討しておりましたが、商品の仕入れなどを考えると設置するまでの一連のシステムを構築することができませんでした。
ミニストップポケットを併設することで、これまではお菓子などを買いにわざわざ外まで買い物にいっていたお客さまも、すべて社内で完結できます。そういった需要にもお応えできると考えております。
「商品ラインナップと決済方法の豊富さが好評です」
── ユニマットライフ様のオフィスにも2020年10月からミニストップポケットを設置していただいています。まずは、利用数が多い時間帯や人気の商品から教えてください。

菊池様:
利用時間に関しては、夕方の時間が圧倒的に多いです。昼間の時間帯は外出しているスタッフも多く、帰社してから空腹を満たすためにミニストップポケットを利用しているようです。
人気の商品はスナック菓子ですね。じつはミニストップポケットのほかに、もうひとつ別のオフィスコンビニサービスを併設しています。そのサービスにもスナック菓子はあるのですが、現金決済ということもあり100円で買えるような商品しかないんです。
一方、ミニストップポケットは交通系ICなどで支払えるので価格帯に関係なくラインナップできる。商品ラインナップの豊富さはもちろん、交通系ICなどで支払えるので気軽に購入できる点がよろこばれています。
鷲田様:
あとは炭酸水とエナジードリンクも人気です。さまざまな選択肢から選べる点がミニストップポケットの魅力のひとつですね。
フロアを超えたコミュニケーションが活発に!
── ミニストップポケットを設置したことで起こった職場内の変化などはありますか。

小平様:
青山(東京都港区)にユニマットグループの本社ビルがあり、弊社は4F、5Fに入居しております。4Fにミニストップポケットを設置しておりますが、社内広報誌でアナウンスした結果 、ほかのフロアからミニストップポケットを利用しに往来する人が増えました。普段はフロアを超えて往来することはありませんが、ミニストップポケットをきっかけに所属先の垣根を越えたコミュニケーションが増えたように思います。
コロナ禍ということもあってテレワークが一般化し、不必要なコミュニケーションを避けることが推奨される世の中ではありますが、一方で、たまに出勤したときには社内でのコミュニケーションを重要視する企業さまもありますので、ミニストップポケットはそのきっかけのひとつになっていくと感じています。
あと弊社内ではありませんが、私どもが提案させていただいた設置先さまでは、普段はコンビニなどに行ってもお菓子を買って食べる習慣がなかった方が、ミニストップポケットを設置したことで習慣化し、「毎日このチョコレートを買ってるから切らさないで欲しい」とご要望いただきました。
オフィス内で買い物できる利便性はもちろん、オフィスで食べられるようなサイズ感を気に入っていただき習慣化しているんだと感じています。
── 今後のミニストップポケットに期待することがあれば教えてください。
鷲田様:
商品ラインナップの拡大です。たとえば冷凍食品なんかも需要はあるんじゃないかと予想しております。冷凍食品というとパスタなどをイメージするかもしれませんが、スイーツの冷凍食品なんかは、とくに女性スタッフから支持を得られように思います。
気軽に買える点で財布の紐も緩みがちですので、将来的には冷凍食品もラインナップに追加されるような話し合いができればと考えております。
小平様:
あと、まずは1000ユニット設置を目指してミニストップ様と一緒に取り組んでいきたいと考えております。1000ユニットまでいけばひとつのインフラとして定着するだけでなく、さらには、ミニストップポケットを発信地として新たなサービス開発の可能性が見えてくるとも考えております。